おまえたち、調子はどう?
桜が咲き始めたでしょう。そろそろ花見の時期かしら?見るなら風邪引かないように暖かいコートでも羽織って行きなさいね。まだ季節の変わり目だから、北風にさらわれないようにねえ:)
ところで、1ヵ月くらい前に届いたこのマシュマロについて少し話をしてみましょうか。
随分待たせちゃったわ、あたしもこれに関しては慎重に、真摯に答えるべきだと思ってしばらく温めてたの。おまえ、ごめんなさいね。
まずは額の広さね、これはあたしのひとつの可愛くて美しいポイントよ💛
褒めてくれてありがとうねえ。
額が広いひと、って理知的で大人びた印象を与えるの。まるであたしね、そうでしょ;^)
で、次の質問ね。「コンプレックスに感じていることはありますか?」についてなんだけど、答えは「ひとつも無い」よ。あたしは最高だから。
……なんて話をしても、共感は得られないでしょう。だからもう少し掘り下げて話をしましょうか。
コンプレックスとは、劣等感や後ろめたさを抱くこと。
あたしには劣等感も後ろめたさもないから「コンプレックス」は無いの。
けどね、苦手なことや出来ないことはかなり多いわよ。
野菜が大嫌いでほとんど食べられないし、壊滅的にリズムセンスがないからダンスなんて全く踊れないし、運動も大体苦手よ。お酒もてんで飲めないのよねえ、ほろ酔いグレープ一缶飲みきるのに2時間はかかったわ。蛇だから仕方ないでしょ。……なによ、その顔。
ま、挙げればキリがないからこの程度で終わらせておくけど、あたしにだって自信のない分野はごまんとあるわよ。そこは勘違いしないでねえ。自分から目を逸らしてるわけじゃない。
それでもあたしに「コンプレックス」は無い。誰がどうあたしにこれが出来ないだろ、周りを見てみろと怒鳴っても関係ないわ。あたしが、あたしのコンプレックスは無いって言ってるから。
なんであたしがこうも自信満々なのか、っていうとね、あたしはあたしの出来ないところやダメなところを全部「可愛げ」だと思ってるからよ。
あたしが実はお酒が飲めなくて、運動が出来なくて、野菜が嫌いなの、可愛いでしょ。
最高のあたしがもっと可愛くなるだけのスパイスよ、いつかあたしがこれらを直したいと思う日が来るまで、ずっとダメで苦手なままでいるわ。
物事は結局言いようと考えようよ、ね。
多分あたしが異常にプライドが高くて自己肯定感も高いから言えるだけだけどね。
これがおまえたちの参考になるかなんて知らないけど……。
まずは自分の良いところをちゃんと見つめなさい。ひとつひとつ見つけて積んでいくのよ。他人に褒めてもらうのもいいことだけど、最後の最後におまえを認めて慰めてあげられるのはおまえだけだからね。
…………え、やだ。何にもないの?じゃああたしからひとつあげましょうか。
おまえってば本当に謙虚で可愛いのね。ほら、「天下のファム・ファタルが自分を可愛いって言った」わよ❣
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